2次元複屈折評価システム
VRレンズ評価システム VRG-100

VR関連部材評価用の専用装置
【主なスペック】
・測定波長:466nm, 543nm, 650nm (カスタム対応可能)
・位相差測定範囲:0~ λ/2 (QWP測定可能)
・RGB各色での位相差、円偏光度(楕円率)の測定が可能
・従来のWPAシリーズでは測定ができなかった偏光子を含むサンプルも測定可能
・偏光子とQWPの相対角度のリアルタイム測定が可能
レンズ単体、QWP付きレンズの位相差・軸方位分布測定

パンケーキ光学系では、理想的な円偏光を作るためにレンズ単体の位相差は可能な限り低く保つ必要がありますが、ゲート付近では位相差が増加する傾向があります。
位相差の低減は鮮明なVR画像を得るために重要であり、高速かつ高精度な2次元複屈折測定により効率的な評価が可能です。
RGB三原色での測定可能

QWPフィルムは波長によって位相差が異なるため、RGB各色でS3値が異なります。そのため、VR画像の色再現性を改善し、ゴーストを減少させるためには、三原色それぞれを測定することが重要です。
VRG100では、RGB3色でレンズ単体、あるいはQWP付きレンズの位相差測定が可能です。
円偏光度(楕円率 )の測定
RGB三原色での測定可能

楕円率

より薄く広いFOVを持つパンケーキ光学系の設計には、偏光子とQWPを組み込んだ全レンズユニットの偏光制御性能の評価はが必要です。
全体的な偏光制御性能を示す円偏光度(楕円度)の評価により、ラミネートフィルム内のしわや気泡閉じ込めによる欠陥を評価することも可能です。
ディスプレイの円偏光度(楕円率)の測定


パンケーキ光学系で理想的な円偏光を作るには、大前提としてディスプレイからRGBの各波長で可能な限り完全な円偏光が照射されることが要求されます。
VRG100では、レンズやフィルムの透過測定だけではなく、ディスプレイの円偏光度の評価も可能です。
偏光子とQWPの相対角度測定


理想的な円偏光を作るためには、パンケーキ光学系の偏光子とQWPの相対角度を45度にする必要があります。 相対角度の測定はリアルタイムに行なうこともできるため、製造工程の改善や抜き取り検査も可能です。
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| 接続 |
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| カメラインターフェース |
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| センサ部分 |
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| データ点数 |
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| 測定波長 |
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| 位相差測定範囲 |
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| 繰り返し再現性 |
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| 測定領域 |
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| 有効測定領域 |
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| 外形・消費電力 |
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| 消費電力 |
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| 筐体 |
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| CPU |
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| メモリ |
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| OS |
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| モニタ解像度 |
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| HDD |
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| 消費電力 |
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| 使用条件 |
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| 保管条件 |
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| 3 水準位相差板 |
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