軸対称偏光レーザの紹介ページ

1. 軸対称偏光レーザとは?

通常のレーザービームは、ほぼ均一な直線偏光です。これに対して最近では、偏光の向きが放射状や同心円状のレーザビームが着目され始めています。  このような特殊なレーザを軸対称偏光レーザ、偏光状態を軸対称偏光と呼びます。

ビーム断面の変更状態

偏光が軸対称のレーザにすることで、どのような良いことがあるのでしょうか?
 その多くは、レンズで集光したときに起こる、特殊な状態に関係します。
 例えば通常の直線偏光のビームを集光するとき、焦点に向かって曲げられる方向は偏光軸に沿った方向や直交する方向など様々になります。
 一方で放射状に偏光したビームの場合、全ての光は偏光軸に沿った方向に曲げられることになります(下左図)。 このように集められたレーザ光は、効率的に物を削ったり溶かしたりできることが知られています。            軸対称レーザの特徴1
 また、焦点位置では全ての方向の偏光が合わさることにより、進行方向に偏光成分を持つ奇妙な状態が生じ、高性能な顕微鏡などに応用されています(下左図)。
 更に、中心部分に穴の開いたような強度分布をしていることから、光ピンセットなどの先端技術への応用が進められています(下右図)。

軸対称レーザの特徴2

最先端技術への応用が進められているこのような軸対称偏光レーザは、どのようにして作り出すことが出来るのでしょうか?



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