歪み計測機
複屈折分布の測定原理
強い内部応力や歪んだ結晶構造などの原因で、
屈折率が向きによってわずかに異なる値を示すことがあります。
これを複屈折と呼びます。
複屈折を持つ物質には、透過した光の偏光状態を変化させる特徴があり、
液晶パネルや光ディスクなどにひろく利用されています。
また、内部応力の評価に複屈折測定が利用されることもあります。
しかしながら、一般に複屈折の測定には時間がかかるため、面分布を
定量測定したい場合にも、数ポイントの点測定などで代替されてきました。
PA100なら、簡単な操作で複屈折の面分布を高速測定できます。
これにより、サンプルの全数・全面測定が可能になります。
高速な複屈折の面分布測定を実現には、2つの独自技術が生かされています。
技術1:ヘッド部内蔵の偏光イメージセンサ
偏光カメラPI00と同様のこのセンサにより、偏光の面分布を画像として、
瞬時に撮影できます。
技術2:高速な偏光計測アルゴリズム
高度な偏光計算を各画素ごとに高速処理するプログラムがあって、
初めて高速な複屈折測定が実現しました。
操作方法は簡単です。
はじめに測定物を置かない状態で光源を撮影します。
あとは、サンプルをのせて測定ボタンをクリックするだけで、次々に
サンプル全面の複屈折分布を測定できます。
